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推し活と両立しやすい仕事とは?選び方と職場の見極め方を解説

推し活と両立しやすい仕事11選!

推し活と仕事の両立が難しくなって転職を考えるとき、多くの人はまず職種を探します。同じITエンジニアでも、フレックス有りの会社と出社必須の会社では休みの取りやすさが全く変わります。

マイナビの調査によると正社員の28.5%が推し活をしていて、20代では49.2%にのぼります。これだけ多くの社会人が推し活をしていながら、職場が変われば両立できているかどうかが分かれています。

職種と職場の両方を見た上で求人を選べるよう、選び方の軸と確認事項をまとめています。転職先を絞り込むときの判断材料にしてください。

この記事の内容

推し活と両立しやすい仕事の選び方

両立できるかは、休みをどう取れるか・残業がどのくらいか・推し活費を払えるかで大きく変わります。仕事の名前より、この働き方の中身が先です。

平日夜や土日に動ける休みの取り方ができるか

チケットの先着発売が平日18時開始、という場面は推し活ではよくあります。在宅勤務なら1分前から自宅でスタンバイして参戦できますが、出社日だと18時はまだ仕事中です。

たとえばオタク向けのイベントは土日祝の開催が大半で、平日夜に組まれる公演も少なくありません。平日のライブに行くなら、定時で上がれるか早退できる職場かが効いてきます。

土日にライブがある週は、金曜や月曜に休みを取って前後の移動日を確保したくなる場面も出てきます。発売時刻も公演の日時も、こちらの都合では動かせません。

そこで効いてくるのが、休みの曜日を自分で動かせる職場かどうかという視点です。何曜日が休みかが固定された職場なら、推し活の予定はその曜日に開かれた公演だけ。動かせるのは、自分の休みの方になります。

残業が少なく定時で帰れるか

定時で帰れる仕事は、推し活では休みの取りやすさと同じくらい効いてきます。日々のグッズ販売やライブは、休日ではなく平日の夜に重なることが多いからです。

たとえばグッズやCDを発売日に手に入れたくても、残業が長引けば店は閉まってしまいます。仕事を終えて駆け込んだ頃には間に合わなかった、という事態は避けたいところです。

ライブ当日も同じです。朝から仕事に集中して、定時で退社してそのまま会場へ向かう。この流れが成り立つのは、その日のうちに残業が読めて、定時で上がれる職場に限られます。

推し活費を払える収入があるか

推し活に使うお金は、20代で1カ月あたり平均14,026円、30代で14,692円。毎月この金額が、固定費のように積み上がります。

遠征が入れば、ここに上乗せされるのが新幹線代や宿泊費。週末の公演に行くための移動と宿が重なると、その月だけ固定費とは別の出費が一気に膨らみます。

収入が払える範囲を超えると、行きたいイベントや欲しいグッズを諦めることになります。お金が足りなければ、現場に通う回数そのものが減っていきます。

実際に、推し活をしている人の61.7%が、推し活のために仕事を頑張っていると答えています。払える収入の有無が、現場に通い続けられるかどうかに直結します。

同じ職種でも職場で働き方は大きく変わる

推し活しやすい職種を1つに絞っても、それで両立できるとは限りません。同じ仕事でも、会社によって休みの取り方はまるで違ってきます。

選び方の軸が決まったあとに効いてくるのが、その軸を職場の側から見直す視点です。

シフト制でも希望休が通る職場を選ぶ

同じシフト制でも、希望休が通る職場なら、ライブの日を先に確保してからシフトを組めます。現場のある日を空けたうえで残りの勤務を埋められるので、公演とシフトがぶつかりません。月の頭に推しの予定を出して、その日だけ外してもらう。これが通る職場なら、推し活の自由度はがらりと変わってきます。

もっとも、職種名だけでは、この差は見えてきません。小売や飲食は、土日や祝日こそ客が集まる稼ぎどき。その日に休みを入れるのは通りにくくなります。

鉄道会社も、早番と遅番が入れ替わる不規則な交替勤務で、休みの曜日が読みにくい働き方です。一方で大手メーカーの工場勤務には、ラインが止まる土日にまとまった休みがあります。

同じ販売職でも、希望休が前月に確実に通る店もあれば、人手が足りず却下される店もあります。前者なら推しの遠征に合わせて連休も作れる一方、後者だと月1のライブですら毎回ひやひやしながらシフトを確認するはめになりかねません。確実に休める保証は、職種の名前ではなく職場の側にあります。

在宅やフレックスで時間を自分で動かせる職場を選ぶ

休みの曜日が固定されていなくても、働く場所と時間を自分で動かせれば推し活はぐっと回しやすくなります。在宅勤務なら通勤時間がないぶん、仕事終わりにそのまま配信や先行販売の時間に間に合わせやすくなります。

フレックスの効きどころは、勤務時間そのものを前後にずらせる点です。金曜の勤務を朝に前倒しで終わらせれば、夕方には週末ライブの会場へ向かえます。土曜の昼公演に間に合わせたいときは、その分を月曜に振り替えて働けば帳尻が合います。こうした調整を上司に頭を下げずに自分の裁量で組めるのが、フレックスの強みです。

実際に、連続休暇の制度がある職場なら、遠征の幅も広がります。3日続けて休めれば、土日の公演に前後の移動を足して、現地で1泊する余裕まで生まれます。週末公演と移動日をまとめて取って、海外まで足を伸ばす人もいるほどです。

推し活を職場でオープンにできるか

制度が整っていても、休みを言い出せない空気だと使えません。先輩たちが当たり前に有給を使っている職場なら、ライブのための休み希望もすんなり通ります。休みたいと伝えて怪訝な顔をされるどころか、楽しんできてと送り出される職場もあるほどです。逆に、誰も有給を消化していない職場では、推しの予定を理由に休むのは切り出しづらくなります。

なかには、ライブや映画に行くために使える推し休暇の制度を設ける企業もあります。会社として推し活を後押しする姿勢が、求人や採用ページに表れているわけです。こうした会社なら、休む理由をぼかさずに伝えても浮きません。

制度が整っていても、使える空気があるかどうかで結果は変わります。推し休暇の制度があっても、取得している先輩が一人もいない職場では、実際に使い出しにくくなります。

採用ページと転職サイトで入社前に休みやすさを把握する

マイナビが2025年に正社員2万人へ行った調査によると、中途採用担当者の39.5%が、従業員の私生活の充実を支援する制度があると答えています。休みの取りやすさは、入社前にある程度まで見えてきます。

たとえばその制度の中身は、リフレッシュ休暇や誕生日休暇、時短勤務、祝い金、スポーツ観戦チケットの配布までさまざまです。求人にこうした制度が並んでいれば、私生活への会社の向き合い方が読み取れます。

採用ページに推し活サークルや推し休暇の記載があるかも、見ておきたいところです。社風や雰囲気は外から見えにくいぶん、こうした文言が数少ない手がかりになります。

転職サイト経由なら、担当者に有給の消化率や残業の実態、希望休がどれくらい通るかを事前に聞けます。求人票には載らない現場の運用は、こうして内部を知る人づてに確かめるしかありません。

推し活と両立しやすい仕事10選

職種によって、在宅率やシフトの柔軟さに差があります。どの職種でも職場選びで結果は変わりますが、以下の10職種は休みを動かしやすい働き方と重なりやすいです。

ITエンジニア

平日18時の先着発売に、在宅勤務なら自宅からそのまま張りつけます。出社している日は、ここに間に合わせるのがそもそも難しい。リモートやフレックスを導入する職場が多く、この時間帯に動ける状況が作りやすい職種です。

コードを書く作業は、一人で集中して進められます。誰かと常にやり取りしながらではなく、自分のペースで片づけられる時間も多め。だから、現場のある日に向けて自分の手の動かし方を組み立てやすくなります。発売日の前夜に作業を前倒しで終わらせておく、といった回し方も効きます。

Webデザイナー

在宅で完結する案件が多い職種です。納期を守れば、作業時間を自分で配分できます。

土日のイベントに合わせて平日の手を厚くする、という組み方ができます。週末に公演が入る週は、金曜までに作業を進めておけば現場へ向かえる。納期さえずれなければ、どの時間に手を動かすかはこちら側で決められる仕事です。

Webライター

場所を問わず働ける職種です。タスクが落ち着けば、土日のイベントに行きやすくなります。

たとえば締め切りまでに記事を書き上げる仕事。書く時間と場所を自分で選べるので、週末に公演が入る週は前半に手を厚くしておけます。現場のある日を空けるための調整が、自分の裁量で組める働き方です。

推しや好きなジャンルの記事なら、自分の知識をそのまま使えます。何時間も追ってきた界隈の話を、そのまま原稿に落とし込める。仕事と現場が知識の面でつながるのも、この職種ならでは。

事務職

チケットを取る段階から予定を置ける職種です。何曜日が休みかが読めるため、発売開始と同時に「この日は休みだから取れる」と判断できます。

土日に公演が組まれる週は、休みの曜日とそのままぶつかりません。遠征で連休を作りたいときも、前後に有給を足せば組み立てられます。カレンダー通りの土日休みが多く、スケジュールを先に入れやすい働き方です。

Webマーケター

推し活で得た界隈の温度感や情報量が、提案やターゲット理解に直接乗る職種です。追いかけてきた界隈の動きが、そのまま仕事の手札になります。

あるジャンルがいま何で盛り上がっているか。現場で肌に触れてきた感覚は、外から数字だけ眺めても拾えません。だから、何を推したくなるかを掴んだうえで提案を組み立てられます。

経理職

月末と決算期だけ山が来て、それ以外は残業が少ないです。いつが忙しいかが読めるので、現場のある日を避けてその山を越える計画が立てやすくなります。

繁忙の山さえ越えれば、平日に組まれた公演にも定時で向かえる日が増えます。3月・9月決算の会社なら、その前後2〜3週を外せば平日夜は動きやすい時期が続きます。忙しい時期が予測できる点で、推し活の予定を組みやすい職種です。

公務員

土日祝が休みになりやすく、有給も取りやすい職種です。週末の公演は休みの曜日と重なり、平日のイベントへは有給を当てれば動けます。

祝日が多い週は連休になりやすく、そこに有給を足せば遠征の幅が広がります。平日の公演には有給を当てれば動けるため、年間を通して現場の計画を立てやすい職種です。

動画クリエイター

編集作業は、一人で集中して進められる職種です。納期内なら、時間配分を調整できます。

たとえば長尺の動画を仕上げる仕事。締め切りまでにどの時間で手を動かすかは、自分で組み立てられます。

週末に現場が入る週は、平日のうちに編集を進めておけば帳尻が合う。誰かと常に並走するわけではないので、現場のある日を空けるための前倒しも効きます。納期さえ守れば、作業の時間帯はこちら側で動かせる働き方です。

カメラマン

案件単位で働く職種です。撮影のない日に、予定を入れやすくなります。

現場の入っていない日を選んでライブや遠征を組めます。案件のスケジュールが先に見えれば、その合間に推しの予定を置きにいける。曜日に縛られない分、平日の公演とも重なりません。

機材を使ったコスプレ撮影など、趣味で積んできた撮影が仕事に重なる職種でもあります。レンズや照明の扱いを現場で磨いてきた人なら、その経験がそのまま仕事の腕に出ます。推し活での撮影本数が、カメラマンとしての実績に近い意味を持ち始めます。

看護師

夜勤を終えた翌日は明けで休みになります。この明けを使えば、平日昼に組まれた公演へそのまま向かえます。夜勤のサイクルを読みながら、現場のある日に明けや休みを寄せていく組み方です。

病院のシフト制は、小売や鉄道と違って希望休が通りやすい職場が多いです。希望を出せばライブの日に休みを合わせやすくなります。月の頭に推しの予定を出して、その日を先に休みに入れてから残りの勤務を埋める。遠征で連休を作りたいときも、希望休をまとめて出せば現地で一泊する余裕まで生まれます。

収入が安定しているのも、推し活と相性のいいところです。グッズや配信チケットが月ごとに積み上がっても、毎月決まった額が入ってくる分、欲しいものを後回しにする場面は少なくて済みます。

長く推し活を続けるなら自分で動かせる仕事を選ぶ

フルリモートで休みも融通がきく働き方は、推し活との両立を考える人にとって理想に見えます。ところが、仕事の裁量がなく休みが向こうから与えられるだけの状態が続くと、推し活だけで時間が埋まって張りが薄れることがあります。

楽に休めることと、推し活を長く続けられることは、同じではありません。

楽に休める仕事と自分で休みを動かせる仕事の違い

受け身で楽に休める仕事は、確かに目先の負担が軽くなります。与えられた仕事をこなすだけなら、余計な調整も発生しません。

ただ、頼まれた作業に追われた週は、急に入った推しの配信に合わせて早く上がれません。仕事が向こうから降ってくる以上、その量に休みのほうが振り回されてしまいます。

分かれ目は、スケジュールを自分で動かせるかどうか。自分でスケジュールを動かせる仕事に変えると、現場のある日に合わせて休みを先に取れます。先に予定を確保してしまえば、あとから入った仕事のほうを後ろにずらせます。

与えられた仕事をしているだけなら楽ですが、それでは仕事をしたくない日を自分で空けられません。

受け身で楽に休める仕事より、行きたい日を自分で先に取れる仕事のほうが、推し活は長く続きます。決め手は休みの量ではなく、自分で休みを動かせる裁量の大きさです。

推し活経験が仕事の強みになる場面

推し活経験が仕事の強みになる場面は、業種によっては実際に出てきます。たとえば推しの屋外広告を出す案件では、どんな見せ方がファンに刺さるかを肌で知っている人と、外から数字だけ見てきた人とでは企画の出発点が違います。

界隈の温度感がわかることも、提案の根拠になります。推し活を続けてきた人は、お客さんへの説明でもファン心理の内側から話せます。追いかけてきた知識が案件に直接乗る場面は、Webマーケターやイベント企画職で特に出やすいです。

もっとも、自分で仕事を動かせる立場でなければ、この経験は仕事に出にくいです。提案する機会がない職場では、界隈への詳しさは個人の趣味の域から出ません。

推しを仕事にしたい人はエンタメ業界も選択肢になる

一方で、推し活のために働くのではなく、推しと同じ業界の裏方として働く道もあります。

ライブやフェスの現場なら、音響エンジニアが音の設計をして、イベントプランナーが企画から当日の進行までを仕切っています。入る前に仕事の中身を確認しておくと、転職後のギャップが減ります。

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映像の分野ならMVや配信動画を仕上げる映像編集者、VTuber事務所で配信の企画や運営を支えるVTuberスタッフといった職種もあります。こちらも働き方や待遇を事前に確認しておくと判断材料が増えます。

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ただし、エンタメ業界の年収は他業界より低めです。

裏方職種の初年度は年収250〜350万円程度が多く、推し活に使える金額は一時的に減ります。

転職を検討する前に、業界全体の待遇や離職率の傾向も確認しておくと安心です。

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まとめ

推し活と両立できるかは、職種の名前では決まりません。同じITエンジニアでも、出社必須の会社と在宅フレックスの会社では、ライブ前日の過ごし方がまるで違います。休みを自分で動かせて、推し活費を払える収入がある職場を選ぶ。この2点が揃えば、職種を問わず両立の土台が作れます。

転職先を探すときは、職種で絞ってから職場を選ぶ順番で動くと判断しやすくなります。希望休の通りやすさや残業の実態は、採用ページだけでは見えにくいので、転職サイトの担当者経由で確かめるのが確実です。

推し活と仕事の両立を優先して転職先を絞り込みたい方は、一度キャリア相談を使ってみてください。

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