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TBSの転職難易度は?中途の採用人数と職種ごとの必須経験を解説

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テレビ以外の業界で働いてきてTBSへの転職を考え始めると、自分の経験で応募できる求人があるのかが最初に気になります。TBSテレビの採用担当は公式のキャリア採用ページで、テレビ以外の業界でキャリアを積んできた人も転職先の候補にならないことはないと答えています。

TBSの転職難易度は職種で大きく違い、番組制作は応募できる求人が1つで、制作プロデューサー・ディレクターか報道記者として3年以上の経験が要ります。広告やM&A、海外事業の一部には、テレビ業界の外の経験で応募できる求人があります。

この記事では、TBSテレビが中途で採用した人数と配属先、求人ごとの必須経験を解説します。

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この記事の内容

TBSの転職難易度はどれくらい高いのか

TBSテレビのキャリア採用は、2024年度に39人、2025年度に42人です。コンテンツ制作への中途の入口は狭く、中途で入る人の多くは制作以外の分野に配属されています。

有価証券報告書 第99期には採用した人数しか載っておらず、何人が応募し、何人が書類で落ちたかは公表されていません。そのため、難しさは倍率では測れません。

配属分野ごとに見ると、人数には開きがあります。

配属分野2024年度2025年度
コンテンツ制作7人5人
デジタル3人1人
グローバル3人3人
エクスペリエンス7人9人
営業マーケティング等6人8人
コーポレート13人16人

出典:TBSホールディングス 有価証券報告書 第99期(2026年3月期)キャリア採用実績と配属分野(㈱TBSテレビ)

2年とも、コンテンツ制作に配属されたキャリア採用は1桁で、最も多い配属先はコーポレートです。

TBSテレビが2026年10月2日時点で求人一覧に出している中途求人は12件で、そのうち5件が必須経験に3年以上と年数を書いています。残りの求人は年数を指定せず、どんな業務を経験してきたかを条件にしています。

▶ 日本テレビの転職難易度は?中途の募集職種と応募要件・選考を解説

中途で募集されているTBSテレビの職種

TBSテレビの求人は、公式キャリア採用ページと、別にまとめられた求人一覧に出ています。二つでは載っている職種が違い、舞台やコンサート、イベントのプロデューサーは求人一覧にしか載っていません。応募先を探すときは、どちらも見てください。番組制作を除くと、求人一覧の中途求人は11件で、どれも正社員の募集です。

年収欄は、イベントプロデューサー(番組・ライブイベント事業部)だけが650万〜1,300万円で、ほかは750万〜1,300万円です。どの求人にも、現在の年収に応じて相談の上で会社の規定により決める、という注記が付いています。有価証券報告書の平均年間給与13,279千円は持株会社のTBSホールディングス単体269名の値で、TBSテレビ単体の平均年収は載っていません。

▶ テレビ東京の年収はいくら?平均年収と職種別の年収、手当まで解説

海外事業

TBSテレビの海外事業の中途求人の図。経理の実務経験で応募できるグローバルビジネス推進と、業界経験が必須のグローバル営業。どちらも英語が必須
TBSテレビ キャリア採用 求人一覧(2026年10月2日時点)をもとに作成

会計・経理・事業管理のいずれかで3年以上の実務経験と、英文の契約書や請求書を読める英語力があれば、放送や配信の業界にいなくてもグローバルビジネス推進に応募できます。業界での経験はこの求人では歓迎欄に回っていて、仕事は海外ライセンスビジネスの売上計上や請求、ロイヤリティ計算、決算対応です。

一方で、グローバル営業の2件はコンテンツ・放送・配信・エンタメ業界での経験と英語での商談がどちらも必須のため、業界の外だけで働いてきた人は条件を満たせません。仕事は番組フォーマットや完成番組の海外販売で、MIPCOMやATF、TIFFCOMといった海外マーケットでの営業もその一部です。

求人必須の実務経験英語などの必須
グローバル営業/番組フォーマット・IP事業開発法人営業・海外営業・事業開発のいずれか3年以上と、コンテンツ・放送・配信・エンタメ業界3年以上英語で商談・交渉・メール対応、海外出張
グローバル営業/完成番組・コンテンツ販売法人営業・海外営業・ライセンス営業のいずれか3年以上と、コンテンツ・放送・配信・エンタメ業界3年以上英語で商談・交渉・メール対応、海外出張
グローバルビジネス推進会計・経理・事業管理のいずれか3年以上英文契約書・請求書を理解できる英語力、Excel等での数値分析

広告ビジネス

TBSテレビの広告ビジネスの中途求人2件の対比図。左は広告の新事業(テレビ広告の新規事業開発)、右はウェブ媒体(WEBメディア事業)。経験した業務で応募先を選ぶ
TBSテレビ キャリア採用 求人一覧(2026年10月2日時点)をもとに作成

新規事業開発担当(テレビ広告ビジネス領域)の仕事は、アドレサブルTV・リテールメディア・視聴データの営業利活用の戦略づくりと事業化です。広告会社やコンサルティング会社、デジタル・リテール・アドテクの分野での業務経験があれば応募できます。

媒体のタイアップ広告の制作・セールスに加え、WEBメディアのイベント運営と会計・経理の実務まで経験してきた人なら、WEBメディア事業のビジネスプロデューサーの条件に合います。TBS NEWS DIG Powered by JNNとTBS CROSS DIG with Bloombergの事業を受け持つ仕事です。

M&Aや出資

TBSテレビのM&A・PMI担当と投資・CVCの新規事業開発プロデューサーの図。買収と統合、事業の立上げのいずれもエンタメ業界の経験は必須ではない
TBSテレビ キャリア採用 求人一覧(2026年10月2日時点)をもとに作成

M&Aの戦略策定・実行・PMI担当は、エンタメ業界にいたことがない人でも応募できます。条件はM&AかPMIの実行、またはプロジェクトマネジメントの経験です。

新規事業開発プロデューサー(投資・CVCを活用した新規事業開発)も、新規事業の立ち上げや事業責任者・PdMとしての経験、スタートアップで事業を伸ばした経験のどれか1つがあれば足ります。エンタメ業界の経験は、どちらも歓迎欄の扱いです。

新規事業開発プロデューサーの求人は、自ら顧客・ユーザーと向き合い、仮説検証から実行まで手を動かした経験を重視するとしています。M&A担当はターゲット企業のソーシングからデューデリジェンス、バリュエーション、契約交渉までを受け持ち、クロージング後に投資先企業や設立したJVへ経営に近いポジションで出向することもあります。

ライブエンタテインメントのプロデューサー

TBSテレビのライブエンタテインメント系の中途求人の図。舞台・公演と音楽・催しのプロデューサーは、テレビ番組の経験ではなく制作の実績で応募する
TBSテレビ キャリア採用 求人一覧(2026年10月2日時点)をもとに作成

必須欄にテレビ番組の制作経験を求める求人は、この系統にはありません。舞台やコンサート、イベントの制作を手がけてきた人なら応募できます。年数の指定は音楽事業プロデューサーだけです。

求人(部署)必須の経験歓迎の経験
舞台プロデューサー(ライブエンタテインメント部)舞台制作、舞台の企画立案海外招聘交渉、海外での舞台制作
コンサート・イベントプロデューサー(ライブエンタテインメント部)コンサートかイベントの制作、企画立案海外アーティスト招聘
イベントプロデューサー(番組・ライブイベント事業部)プロデューサーとしてのイベント制作、責任者としての予算管理主幹事社としてのイベント運営
音楽事業プロデューサー(ミュージック・エンタテインメント局)音楽などエンタテインメント業界で3年以上、新規ビジネスの立ち上げ、事業会社での事業計画策定 ほか売上4億円以上の事業プロジェクトの責任者、2万人以上の集客ライブの主催

舞台プロデューサーは、2028年開業予定の赤坂エンタテインメント・シティに誕生する新劇場に向けた募集です。ミュージカルやストレートプレイの企画立案から制作、プロモーション、チケット販売の戦略づくりまでを受け持ちます。所属するライブエンタテインメント部は、TBS赤坂ACTシアターで上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を手がけています。

番組制作の職でTBSに中途で入れるのか

TBSテレビで番組制作の職に中途で応募する入口の図。制作プロデューサー・ディレクターか報道記者の経験が条件で、志望部門は一つだけ選ぶ
TBSテレビ キャリア採用 求人一覧(2026年10月2日時点)をもとに作成

番組制作の職でもTBSテレビに中途で入れますが、応募できる求人はコンテンツ制作プロデューサー・ディレクターの1件です。テレビ番組や映像コンテンツの制作プロデューサー・ディレクター、または報道記者として3年以上の経験が条件で、テレビ以外で映像を作ってきた人も対象に含まれます。

応募の際は志望部門をドラマ、バラエティ、報道/情報、スポーツ、映画から1つに絞って出し、併願は不可です。ここでの志望部門は有価証券報告書の配属分野とは別の区分で、志望部門ごとの採用人数や通過率は出ていません。

グループの制作会社TBSスパークルもキャリア採用にアニメコンテンツプロデューサーと映画プロデューサーの2職種を載せていますが、TBSテレビとは別の会社で、2職種とも募集再開に向けて準備中です。

番組制作の求人以外では、TBSテレビのライブエンタテインメント部にバラエティやドラマ・情報番組出身の部員が数多くいます。ただし、この部の舞台プロデューサーの求人は、番組の経歴だけでは応募できません。

▶ テレビ局への就職はやめとけ← 7つの理由と職種別の実態を解説

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まとめ

中途で入った人の配属先はコーポレートが最も多く、コンテンツ制作は少なめです。

いま出ている中途求人も、番組制作以外の求人が大半です。

  • 番組制作以外は、海外事業・広告ビジネス・M&Aや出資・ライブエンタテインメントの4系統
  • 番組制作は応募先が限られ、志望部門の併願は不可

テレビ以外の業界から応募するなら、自分の職種に近い求人の必須欄で年数と業界経験を読むと、条件を満たすかが早く分かります。海外事業の求人では、グローバル営業はコンテンツ・放送・配信・エンタメ業界での経験を必須にしていますが、グローバルビジネス推進は業界の外で積んだ会計・経理の実務経験でも応募できます。

自分の職歴が求人の条件を満たすか判断しにくいときは、エンタメ業界の求人を扱う転職エージェントに職務経歴を見てもらう方法もあります。

▶ 【2026年版】テレビ業界に強い転職エージェントおすすめ8選!転職先タイプ別の選び方も解説

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