イベントプランナー

イベントプランナーになるには?現職別の準備と選考突破の方法を解説

イベントプランナーになるには?

イベントプランナーへの転職方法を調べている段階では、どの会社を狙えばいいか・自分の現職経験が通用するかの2点が見えていません。

広告代理店系のイベント会社は、実態として営業職ベースの組織が大半です。求人数はJACのデータで前年比2.06倍に伸びている一方で、会社種別の選び方を誤ると、入社後に想定と違う業務環境に直面します。

この記事では、会社種別5系統の選び方・現職経験の翻訳方法・選考突破の準備を解説します。読み終えたあと、自分の現職から入れる会社種別と書類に書くべきことを判断できる状態になります。

この記事の内容

イベントプランナーへの転職方法は大きく3つ

純粋な企画専任で入る道は限られ、契約を取るために企画を考える順番で動く組織が大半です。そのため、転職方法は3つに分かれます。

未経験から異業種でイベント業界に入る

最も多いのが、営業職経験者が制作会社のアシスタント職に応募する入り方です。異業種からの転職でも、広告代理店系の制作子会社や中小イベント企画会社が受け皿になります。クライアント対応、見積もり、提案書作成といった工程が営業職の業務と地続きで、面接でも翻訳しやすい経歴になります。

たとえば接客経験者が広告代理店子会社のイベント運営職に応募するルートもあります。展示会の受付運営、ブースの来場者対応、会場での誘導といった現場業務から入り、案件単位で企画補佐に回る流れです。最初の配属はアシスタント職や運営職で、企画書の作成や予算管理は先輩の補助から始まります。

入社直後にいきなり企画を任されることはありません。下積みのうちは時間外労働が長く、イベント本番期は休みも取りにくい職場が大半です。ただし営業職や接客職で身につけた顧客理解力は、イベント領域では体験設計力として評価されます。年収は新人で300〜400万円帯から始まる会社が多く、企業規模や経験年数による年収帯の違いは別記事で解説しています。

イベントプランナーの年収は300〜1200万円!規模別の実額と大手で2倍開く理由を解説

そもそもイベントプランナーがどんな仕事内容で1日をどう動くか整理しておくと、未経験から入る職場を選ぶ判断軸が定まります。

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業界内でディレクター職に上がる転職

すでにアシスタント職や運営職で業界に入っている場合は、ディレクター職への昇格を機に転職するパターンが実際です。たとえば、アシスタント職からディレクター職へ昇格を機に転職する場面では、年収帯が新人300〜400万円から500万円台へ動きます。

もうひとつが、中小制作会社から大手代理店系へ移籍するケースです。中小では運営から企画まで一人で回す代わりに年収が伸びにくく、大手代理店系の子会社や事業会社のインハウスへ移ると、ベテラン600万以上の帯に届きます。求人票上のポジション名はイベントディレクター職とイベントプロデューサー職に分かれており、ディレクター職は現場統括、プロデューサー職は全体設計と集客戦略まで担います。

そのため職務経歴書では、担当案件の規模・予算・関わった工程を数字で書き分けることが重視されます。現場マネジメントの実績がそのまま評価軸になるため、社内昇格よりも転職で年収が動きやすい職種です。

個人主催イベントの実績でフリーランスになる

社員経験を経ずに、個人主催イベントの実績だけでフリーランスに移る道もあります。たとえば、20人飲み会から独立起業まで進んだ事例があります。別ルートとして、キャリアスクールの転職チャンネルでコミュニティープランナーを担当し月9本のイベントを企画した事例もあり、こうした非有償の運営実績を職務経歴書に書ける形に整えてから契約交渉に進む人もいます。

入り方は、まず自分のコミュニティで集客実績を作り、その数字を持って制作会社や事業会社にフリーランス契約を提案します。集客人数、参加費、リピート率といった数値が、求人票を使わずに案件を取るための材料。会社員ルートと違って下積みの期間は自分で短縮できる代わりに、案件単価が安定するまで時間がかかります。

3つのルートのどれが自分に合うかを判断する前に、適性側から見直しておくと方向が定まります。

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イベント業界の会社種別5系統

イベントを企画する側に立つ会社は、大きく分けて企画専門会社・芸能事務所・マスコミ・広告代理店・レコード会社の5つに分かれます。どこが主催し、どこと共催するかで関わり方が変わるため、入る会社の種別によってイベントへの距離感も大きく動きます。同じイベントプランナーという肩書きでも、企画に割く時間と営業に割く時間の比率は会社種別で別物となり、求められる人材像も5系統で異なります。

イベント企画専門会社

イベント企画専門会社の代表例として、BtoB展示会企画専業会社や、近年ではメタバースイベントを手掛けるクラスター株式会社のような企業群があります。BtoB展示会の企画段階から関わる場面が多く、出展企業との打合せ・会場レイアウト・運営フロー設計まで一連を担当します。

メタバースプラットフォームでバーチャルイベントを設計する場面では、仕様策定や開発要件のまとめ、カスタマーサポート連携など担当領域が多岐にわたります。リアル展示会の運営とは別の業務スキルが必要で、IT・Web系の知識が活きやすい領域です。

ただしイベント専門会社と称していても、リサーチやプロモーションなど事業を多角化している会社も多く、応募時には事業内容を一社ずつ確認します。社名だけで判断すると、入社後に企画よりリサーチや事務作業の比率が高い配属となるケースが起きます。

芸能事務所

芸能事務所のイベント運営担当は、所属アーティストの活動と一体で動きます。アーティストの単独ライブ運営に張り付く場面が多く、リハーサル立会いから本番進行、終演後の撤収まで現場に拘束される時間が長くなります。

実際に、ファンクラブイベントの企画から進行管理まで担う場面では、所属タレントの世界観に合わせた演出設計を、事務所内のマネジメント部門と擦り合わせながら進めます。芸能プロダクション特有の上下関係や所属タレント側の意向を尊重する立ち回り——企画専門会社とは別種の調整力です。

テレビ局系のイベント事業部

テレビ局系のイベント事業部は、放送コンテンツとの連動ありきで動きます。テレビ番組と連動した観覧イベントを企画する場面では、番組制作サイドのスケジュールに合わせて会場・スタッフ・出演者を組み立てます。

たとえばNHKエンタープライズや日本テレビエンタープライズのように、放送局の子会社が展示会・ファンイベント・番組連動コンサートの運営を手掛けるポジションがあります。テレビ局本体の採用枠は少なく、関連会社・グループ子会社から入るのが実際のルートです。

広告代理店

広告代理店系のイベントプランナー職では、営業担当が午前に外回りし、夕方に契約を持ち帰りながらイベント企画書を書くという動き方が日常です。電通や博報堂のような大手に入る場合を除けば、実態として営業職がベースになります。広告主に販促イベント企画を提案するために毎日外回りする場面が中心で、企画専門の部署が独立して存在するわけではなく、営業と企画提案を同じ人が回す体制が大半です。

たとえば、代表的な企業群は、電通系の電通ライブ、博報堂系の博報堂プロダクツといった大手広告代理店のイベント事業専門会社、および電通系・博報堂系の制作子会社です。さらにエンタメ領域では、株式会社CyberZ(CyberE出向)のエンタメプランナー職のように、デジタル広告事業を母体としつつ大型エンタメイベントを手掛けるポジションも増えてきました。

待遇面は安定しており、手当や福利厚生も充実しています。逆に、クライアントの予算と意向に企画が左右される度合いが高く、自社主催イベントの企画専業会社と比べると自分の企画を通す自由度は下がります。営業色が強いことを踏まえて応募先を選ばないと、入社後のギャップに直面するケースが出てきます。

レコード会社

レコード会社のアーティスト宣伝部は、楽曲リリースと連動したプロモーション活動の一環でイベントを設計します。ソニーミュージックやavexといった大手の宣伝部では、CDリリースイベントを全国の量販店・タワーレコードで運営します。ファン参加型のミニライブ、メディア向けの楽曲発表会など、所属アーティストの活動軸でイベントが立ち上がります。

案件の発端が楽曲リリースカレンダーに縛られる点が、他の会社種別との大きな違いです。春と秋のリリース集中期には複数アーティストの宣伝イベントが重なり、逆に閑散期は案件数が落ちます。音楽業界の年間リズムを掴んで動ける人間でないと、この波についていきにくい。

採用で見られるのは、音楽業界の商慣習への理解とアーティスト連携の経験です。過去に音楽系の現場で動いた実績があれば、書類でそのまま使えます。もっとも未経験から入るなら、宣伝・広報・イベント運営のいずれかで実績を作ってから応募するのが実際の流れです。

現職経験を活かす転職準備

選考突破の起点は、現職をプロジェクト実行力・体験設計力・課題解決力のどれに言い換えられるかを決めることにあります。イベントプランナーの求人は未経験歓迎が一定数あるものの、書類段階で現職と職種をつなげる文脈がないと、面接にすら進めません。翻訳の方向は、営業職・接客職・業務改善職・デジタル職の4系統で大きく分かれます。

営業職の経験を翻訳する

営業職からの転職で最も評価されるのは、複数案件のスケジュール調整・社内外関係者調整・トラブル対応の経験を、職務経歴書でプロジェクト実行力として書き換えられるかです。イベント運営は、クライアント・出演者・会場・協力会社・スタッフが同時並行で動く現場で、営業時代に身についた調整力がそのまま戦力になります。

書き換えの方向は2つあります。ひとつは案件管理の経験をプロジェクト実行力として再定義する方向です。担当社数・並行案件数・関係者数を入れて書き、複数案件を同時にハンドリングし納期と品質を両立した、という事実を主軸に置きます。

もうひとつは、数値目標達成の経験を、限られた予算で成果を出した経験として再定義する方向です。営業時代の売上達成率・新規受注件数だけを並べると営業職の応募に見えてしまうため、目標から逆算して条件を整え、関係者を巻き込み、限られたリソースで成果を出した過程を中心に書きます。イベント業界では予算制約のなかで集客と満足度を両立させる視点が求められるため、この言い換えが書類で効きます。

結果として職務経歴書に営業の数字だけ並べると、書類選考でなぜイベント業界かが伝わらず弾かれます。数字はそのまま残して、行動と工夫の記述を前に出す書き方に直すのが筋道です。

接客経験を体験設計力に言い換える

接客職と営業職では、経験の書き換え方向が似ているようで違います。営業がプロジェクト管理側に寄せるのに対し、接客は参加者目線の体験設計力に寄せるのが定石です。

たとえば店頭やフロアでの顧客対応経験は、そのまま書くと接客スキルで止まってしまいます。イベント領域に橋渡しするには、顧客の潜在ニーズを汲み取って提案した場面を、イベント参加者の体験設計力として言い換える発想が要ります。

お客様が言葉にしていない不便を察知してその場で対応を変えた経験、来店動機を聞き出して提案内容を組み替えた経験。こうした一次的な反応の経験は、イベントの導線設計や満足度調整でそのまま使えます。

接客の数字(接客満足度・リピート率・指名数)も、参加者満足を重視する姿勢を裏付ける根拠として使えます。営業職の数字が目標達成型の証拠に使われるのに対し、接客の数字は顧客体験への感度の証拠に使う、という対比で書き分けるとブレません。書類でお客様一人ひとりに合わせた提案という抽象表現を並べるより、店頭で起きた場面をひとつ書く方が、体験設計力の裏付けになります。

業務改善経験を課題解決力として語る

事務・管理部門・バックオフィスからの転職では、限られた予算で成果を出した工夫や、部署間連携を改善した仕組みづくりが、面接で語る最大の武器になります。

たとえば、印刷費を圧縮するために発注先を見直した経験、紙ベースの申請を共有フォルダで運用化した経験、複数部署にまたがる承認プロセスを簡略化した経験。こうした事例は、業界ではクリエイティブな課題解決力として評価されます。イベント現場は、決まった予算と決まった納期のなかで、想定外のトラブルを毎回処理する仕事だからです。

語るときは、課題・工夫・結果の3点をセットで話します。課題は数字で示し、工夫は自分の判断を入れ、結果は社内反応や効率改善の数値で締める。事務職の経験を抽象的に語ると未経験職への接続が見えにくくなるため、エピソードを1つに絞って深く話す方が伝わります。

デジタル職の経験をイベント企画に接続する

イベント業界では、ハイブリッドイベント・オンライン配信案件の増加で、デジタル施策の統合ができる人材の需要が伸びています。Web担当・マーケ職・IT職の経験者なら、オンライン配信プラットフォームの選定経験・効果測定の経験・Google Analytics等のBIツールを使った数値分析経験を、そのままイベント企画職にスライドできます。

書類で示すなら、チャネルごとのCV率を見て配信導線を組み替えた経験、ツール選定の判断軸を持っている事実を、リアル現場と統合できる人材像として提示する書き方が効きます。職務経歴書に並べる数字は、ページビューやセッション数ではなく、施策が成果に結びついた割合や差分の方が、企画職の文脈で評価が上がります。

選考突破のために準備すること

イベントプランナーの選考では「何ができるか」よりも「何を経験したか」が見られます。職務経歴書の1行目から面接の応答まで、前職の経験を業界の言葉に書き換えられているかで通過率が変わります。志望動機・面接・複数社の並行管理まで、同じ発想で準備を進めましょう。

職務経歴書で経験を翻訳する

営業職の顧客折衝、販売職の店舗運営、事務職の社内調整。前職での業務をそのまま書類に並べても、イベント業界の採用担当者には届きません。同じ経験でも書き方ひとつで伝わり方が変わります。

そこで前職の業務をプロジェクト実行力・体験設計力・課題解決力という3つの軸に紐づけ直します。複数案件の進行管理やチーム調整はプロジェクト実行力として書き直す。顧客との折衝や接客で身についた顧客理解は体験設計力と言い換える。業務改善で工夫した経験はクリエイティブな課題解決力に書き換える。

ただし、軸だけを並べても評価されません。複数案件の同時進行で何件の案件を管理したか、顧客満足度の改善でどの数字が動いたか、定量的な実績とセットで書きます。イベント業界は社内外の関係者を巻き込みながら期限内に成果を出す仕事なので、職務経歴書からその実行力が伝わるかが採用側の判断基準になります。

志望動機で軸を明確にする

志望動機で前職への不満から書き始める転職者は少なくありません。ところが前職を否定する書き方は採用側の警戒を生みかねません。うちでも同じ理由で辞めるのではないかと思われた時点で、通過率は落ちてしまいます。

軸を通すなら、前職の経験とイベント企画がつながる動機の流れを組み立てます。営業で身についた折衝力が、参加者の満足度設計に直接使えると気づいた、という筋です。前職を否定するのではなく、前職の経験があったからこそこの職種を選んだという一貫性が、書類と面接で軸がぶれない理由になります。

そのため志望動機の軸は、書類と面接で同じトーンを保ちます。なぜ今、イベント業界へ転職するのかを論理で語れる文章にしておくと、面接で軸がぶれません。

面接でトラブル対応経験を語る

イベント業界では想定外のトラブルが日常的に発生します。会場の機材不具合・登壇者の遅刻・参加者数の急増・天候による進行変更。面接官が確かめたいのは、現場でどう動ける人かという1点に尽きません。

たとえば現職で起きたトラブルとその対応プロセスを、面接で語れる形に整理します。問題が起きた瞬間にどう判断し、誰と連携し、何を優先したか。結果として何が解決し、何が学びとして残ったか。この一連の流れを語ると、イベント現場の臨機応変な対応力に接続できます。

予算の制約下で成果を出した経験も有効です。限られた予算でクライアントの期待を超えた、という体験を数字とともに説明します。どんな条件で、何を優先して、どう動いたかが伝われば、課題解決力の裏付けになります。事前に2〜3本のエピソードを整理しておくと、面接官の質問の角度に応じて切り出せます。

複数社を並行して受ける時のスケジュール管理

イベントプランナーの選考は応募から内定まで複数回の面接があり、案件単位で動く非公開求人も混ざります。3社以上を並行して受ける場合は、選考スケジュールを一覧化しておきましょう。

たとえばGoogleカレンダーで面接日程を可視化し、スプレッドシートで企業ごとの選考フェーズ・担当者・提出書類の進捗を管理。応募企業名・選考状況・次の予定日・提出済み書類・面接時の質問内容をまとめておくと、面接日が重なっても整理がつきます。

内定が出たあとに本命の選考結果を待ちたい場合、内定保留期間は業界標準で1〜2週間。それ以上引き延ばすと内定取り消しのリスクが高まりかねません。とはいえ本命の選考スピードを担当者に率直に伝えれば、保留期限内に結果が出るよう調整してもらえる余地もあります。

転職エージェントの書類添削・面接対策を受ける

エージェントは大手と特化型を使い分けます。dodaやリクルートエージェントなど大手系列は求人数が多く、書類添削や面接対策のメニューも整っています。1案件あたりの面接対策は30〜60分が標準で、想定問答の練習や自己PRの組み立てを担当者と行えます。

一方、エンタメ業界に特化したエージェントは非公開求人やプロジェクト単位のポジションを持っていることも多く、採用傾向を踏まえた業界目線のフィードバックが得られます。書類添削でも、この表現はイベント業界では伝わらない、ここを数字で書き直すべき、と箇所を指定して指摘してもらえます。

どちらか一方では求人の幅か業界深度のどちらかが欠けます。大手で求人量を確保しながら、特化型で選考準備の精度を上げる併用が実際の使い方です。書類添削で職務経歴書の書き換えが甘い部分を指摘してもらい、模擬面接で本番想定の問答を反復する——この2段階で準備すると、通過率は変わります。

イベントプランナーへの転職でよくある質問

Q. 何歳まで未経験で転職できますか

20代なら未経験OK求人が多数あります。30代以降は営業職や企画職の経験を持っている応募者が中心になります。年齢そのもので切られるというより、求人側が想定する経験値のラインが上がっていく業界実態です。

30代で未経験から狙うなら、現職で販促・販売促進・店舗運営など顧客と接する業務をどれだけ経験したかが書類で問われます。年齢の壁ではなく経験値の壁と捉えると、対策の方向が定まります。

Q. 学歴は転職の合否に影響しますか

電通・博報堂など大手広告代理店の本体に応募する場合は学歴が見られます。制作子会社や中小のイベント制作会社では経験と実績重視に切り替わります。同じ業界でも応募先の規模で評価軸は大きく変わります。

中途採用は学歴より過去の案件実績と職務経歴で判断する会社が大半です。学歴で躊躇するより、応募先の規模と評価軸を先に確認する方が先決です。

Q. 不景気でも転職できますか

不景気では転職難度が上がります。販促予算が真っ先に削られる業界特性があり、求人量そのものが減るためです。

ただし、業態によって影響の出方は異なるため、応募先を絞るときは案件の発注元と予算の組まれ方を確認します。すでに予算が組まれている自治体案件や周年イベントは、景気局面でも案件が動くことがあるため、応募先の業態を絞るのが、内定に近い動き方です。

Q. 資格なしでも内定はとれますか

資格なしでも内定はとれます。応募する会社の種別を選ぶこと・現職経験を業界の言葉に書き換えること・小さな実績を積むことの3点で合否は決まります。資格取得を待ってから応募する必要はなく、現職を続けながら応募を始められます。応募と並行して資格を検討するなら、優先度の判断軸は別記事で解説しています。

イベントプランナーに有利な資格は?おすすめ資格と取得の優先度を解説

まとめ

イベントプランナーへの転職で最初に決めるべきことは、会社種別の絞り込みです。企画専門会社・芸能事務所・マスコミ・広告代理店・レコード会社の5系統では、求められる人材像と仕事の比重が違います。広告代理店系は営業職ベースが多いという業界実態を踏まえて選ぶことが、入社後のギャップを減らします。

次が現職経験の書き換えです。職種ごとに軸は違いますが、書類段階で現職と企画職をつなぐ文脈が作れているかが通過率を分けます。実績が薄い場合は、Peatixやconnpassで個人主催イベントを開催し、集客数・参加費・リピート率を職務経歴書に書ける形で積み上げてから応募します。

書類・志望動機・面接の3箇所で同じ軸を一貫させると、選考の通過率が安定します。複数社を並行して受ける際のスケジュール管理と、エージェントの書類添削・面接対策を使うかも、準備の段階で決めておくと動きやすくなります。

エンタメ・イベント業界の転職エージェント選びについては、特化型と大手型の使い分けを別記事で解説しています。

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