DeNAの転職難易度はどれくらい高い?職種別の応募条件と面接の実態を解説
DeNA公式の社員データでは、社員の73.3%が中途入社です。それでも公式求人の必須要件は、API開発の実務3年以上や広告運用5年以上のように、職種ごとに年数と実績で書かれています。
応募できるかどうかは、この必須要件に自分の職歴が届いているかで決まります。届いている人は、面接で過去の判断の理由をどこまで説明できるかを次に問われます。
職種別の必須要件、求人票に書かれた選考の流れ、面接で深掘りされる中身、最新の有価証券報告書の平均年間給与を順に確かめれば、自分の経験でどの求人に応募するかを判断できます。
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この記事の内容
DeNAの転職難易度はどれくらい高いのか

有価証券報告書2026年3月期によると、提出会社の従業員数は1,400名〔臨時99名〕、平均年齢38.6歳、平均勤続年数7年1ヶ月です。単体のセグメント別内訳はゲーム事業629名、ライブストリーミング事業142名、スポーツ・スマートシティ事業92名、ヘルスケア・メディカル事業22名、新規事業・その他37名、全社(共通)が478名です。
ヘルスケア・メディカル事業は単体22名に対して連結525名で、単体と連結の差が他のセグメントより大きくなっています。
なお、冒頭に挙げた中途採用比率は、2025年3月31日現在のDeNA公式採用サイトの社員データによるもので、この有価証券報告書の基準日は2026年3月31日です。基準日が1年ずれているため、同じ時点の数字として並べて読める材料ではありません。
HERPのDeNA公式求人一覧(2026年9月17日時点)では、職種区分がBusiness 44件・Engineer 29件・Creator 2件でした。キーワード別の件数はデータ・AI 17件、ヘルスケア・メディカル14件、ライブコミュニティ12件、ゲーム9件、スポーツ1件、スマートシティ1件と続きます。単体で629名を抱えるゲーム事業でも、公開されている枠は9件にとどまります。
ゲーム会社全体の採用動向と、DeNA以外の企業を含めた難易度の見方は以下の記事で確認できます。
▶ ゲーム会社への転職は難しい?難易度が高い理由と成功のコツを解説
職種別のDeNA中途求人の必須要件

必須要件は求人ごとに、実務経験の年数で書かれた条件と、担当した実績の種類や規模で書かれた条件があり、両方を課す求人もあります。どちらの条件で書かれているかで、職務経歴書のどこを厚く書くかが決まります。
なお、DeNAの公式キャリア採用ページには、横浜DeNAベイスターズ、IRIAM、DeNA Games Tokyoを含むグループ7社が、グループ会社での採用として本体とは別に載っています。応募窓口も各社別です。以下の職種は、最後の子会社BAKERUを除き、いずれも本体キャリア採用の求人票の記載です。
ゲーム事業のクライアントエンジニア

入社後の担当は、主にゲームクライアントとクライアント基盤の開発です。詳細欄では、ゲームコアシステムとUIシステムの設計・実装が求められます。キャラクター制御、マルチプレイシステムの設計・実装、パフォーマンスチューニングも担当範囲に入ります。
プロトタイプ開発のような小規模のチームでは担当範囲にこだわらず複数の役割を持ち、大規模開発ではリリース後の運用を見据えた機能追加や、拡張性を考慮した設計・実装が求められます。AIを用いた効率化や開発スタンダードづくりも担当範囲です。
この枠に応募する条件は、商用プロダクトでのゲーム開発経験です。ネイティブアプリ、コンソール、アーケード、PCのいずれでもよいと書かれており、プラットフォームの指定はありません。Unityでの開発経験と、担当した商用ゲームタイトルでの複数リリース経験も、同じく必須の側です。
一方、歓迎要件はエンジニア10人以上の大規模チームでの開発経験とパートリーダーの経験です。Unreal Engineや自社エンジンでの開発、リアルタイム性の高いオンラインゲームのクライアント開発も歓迎の側です。歓迎の側なので、ここが空欄でも応募は止まりません。
求人票は、未知の領域にチャレンジすることをポジティブに捉えられる人、常にAI等の新しい技術を積極的に取り入れて業務に活用できる人を、求める人物像に挙げます。
ライブコミュニティ事業のサーバーサイドエンジニア

3年以上のRESTfulなAPI開発の実務経験が入口の条件です。
そこにMySQLやAuroraを使った実務経験、サービスリリース後の運用への関与、テストコードによる自動テストの運用が加わります。一方で、動画配信に関する知識・経験は問わないと明記されています。
手を動かす業務は新規機能のAPI開発とバッチ処理、既存機能の改善、管理画面の機能開発、スローログなどを元にした遅い処理の改善です。チームで担当する案件のプロダクト要求仕様書の作成も業務内容に入ります。技術環境はRuby on Rails、Go、MySQL、Aurora、AWS、GitHubです。
歓迎の欄には、高トラフィックなサイトの開発・運用経験、アーキテクチャの検討や作り直しの経験、AIを使った開発業務の3つがあります。ライブコミュニティ事業の求人ではあっても、配信の知識より、APIと運用の実務が3年分あるかを先に照らすほうが、この求人票の読み方に合っています。
ゲーム事業のUI/UXデザイナー

運用中タイトルの改修ではなく、モバイルゲームの新規開発にUIデザイナーとして携わった経験が必須要件です。ゲーム全体のデザインルールの設計、新規ゲームのコアなグラフィックス制作、機能全体の画面遷移図の作成も応募者に求められます。遷移図は機能全体をカバーしたものが挙がっており、一画面単位の作例では届きません。
担当する範囲は、グローバル新規戦略におけるスマートフォンデバイス向けゲーム開発のUI/UX設計およびGUI制作です。職務内容の欄には、企画仕様や要件を理解したうえでのUI・UXのデザインと、photoshopやIllustratorなどを使用したグラフィック制作が挙がります。Figmaを利用したUIフロー設計と動的インタラクションのデザインも職務内容に含まれます。
歓迎の欄にはこのほか、基礎的なデッサン力、多言語開発の経験、インタラクションやアニメーションの演出提案経験、リードデザイナーの経験の4項目が並びます。そこに挙がるツールはAfterEffect、Unity、3D制作ツールです。
ゲームのグローバルマーケティングプランナー

年数だけでは足りない求人です。この求人は、インハウスもしくは広告代理店にてトータル5年以上の広告運用経験と、グローバル市場に対するゲームやアプリのマーケティング実務経験を必須に置きます。
デジタル広告をインハウスで運用もしくは実務として動かした経験、マーケット環境や競合を分析して自ら戦略を立て実行まで落とし込んだ経験も同じ側です。デジタル広告の例としてGoogle広告、facebook広告、TikTokが挙がります。
担当は、グローバルに展開するゲーム事業のマーケティングで、領域は主にユーザーアクイジッションです。職務内容の欄には、メディアプランニング、広告運用業務、配信結果の振り返りとデータ分析があります。広告プラットフォームの開拓と知見収集、市場や競合の分析も担当範囲です。
ASOの実務経験、ビジネスレベルでの英語力、数人規模の組織のマネジメント経験は、いずれも歓迎の欄にとどまります。
Pocochaのプロダクトマネージャー

募集の枠はプレイングマネージャーです。デザイン、エンジニアリング、コミュニティ、マーケティング、法務、カスタマーサポート、オペレーションなど社内の各チームと連携しながら、施策のコンセプト立案から実装までを進める役割になります。
プロダクト戦略に基づいた開発計画の策定と優先順位の提案、デザイナー・エンジニア・データアナリストを含むクロスファンクションチームのリードも業務内容に書かれています。事業部内のシニアマネージメントメンバーや関連部署との調整・合意形成も同じ欄です。
求められる経験は、プロダクトチームのマネージメント、もしくは類似リーダーポジションとしての職責経験です。プロダクト企画からUI/UXへの落とし込みや上流の課題整理をシニアメンバーとして牽引した経験も条件に入ります。
歓迎の欄には、50名以上の開発メンバーが稼働する開発プロセスのプロダクトマネジメント経験、toCのプロダクトマネジメント経験、スタートアップやグロースフェーズ領域事業の経験、市場分析やUXリサーチの経験の4つが挙がります。
アニメーション事業の宣伝プロデューサー

入社後は集英社DeNAプロジェクツへ出向する予定で、担当はTVや劇場アニメーション作品の宣伝業務です。職務内容の欄には、コンセプト設計とターゲット選定を含む宣伝・販促計画の策定、各種施策の企画、宣伝・販促素材の制作・監修が並びます。オウンドメディアとSNSの設計・運用、主催や出展イベントの企画・運営、TV・雑誌・WEBなど各種メディアとの折衝、宣伝予算のP/L管理も担当領域です。
この枠の必須要件は、3年以上のプロモーション/マーケティング業務従事経験です。アニメ・ゲーム・音楽・映画などエンタメ業界での従事が指定されています。予算管理を伴う宣伝計画の立案から実行までを主導した経験、製作委員会や版権元など複雑な折衝・調整業務の実務経験も条件に書かれています。
ただし、歓迎の欄には、アニメ業界での宣伝プロデューサーまたは宣伝デスクとしての実務経験と、CD・BD・DVD・グッズ等のパッケージや配信特化の販促経験の2項目があります。
同じくモバイルゲームを主力とするCygamesの職種別の必須要件は以下の記事で比較できます。
▶ Cygamesの転職難易度は高い?中途の年収・必要スキル・受かる人を解説
新規事業子会社BAKERUの客員起業家

BAKERUはDeNAが2026年8月17日に設立した100%子会社で、小さな仮説を素早く検証して大きな事業へ育てるスタートアップスタジオです。事業の立ち上げを受け持つEIR(客員起業家)を、BAKERUの公式サイトで募集しています。
必須スキルは2つあります。1つはゼロイチでのサービス・事業立ち上げ経験、またはそれに準ずるプロジェクトを自分の手で牽引した経験で、過去の事業の成功・失敗は問いません。もう1つは、自ら仮説を立て、プロトタイプを用いた検証を素早く回せることです。応募時に事業アイデアや詳細資料を出す必要はなく、選考はこれまでの経験と実行力を中心に進みます。
歓迎スキルは、起業やスタートアップでの事業開発の経験、特定の産業・領域に関する深い知識やネットワーク、独立準備や副業からの挑戦の3項目です。
雇用の形は原則として有期で、DeNAに雇用されてBAKERUへ在籍出向します。契約期間の上限は雇入日から5年または満65歳までです。
応募から内定までの選考フロー

選考フローを書いている公式求人票は、ヘルスケア事業※ウェルコンパス出向の2件に限られます。どちらの求人票も、記載の流れをベースに面接の回数は変わりうると断り書きを添えたうえで、希望に応じたカジュアル面談を前段に置き、1次・2次・3次・最終面接の4段階で選考が進むと書いています。
面接官の役職と対面の段階は、求人ごとに別々です。一方の求人は1次面接がマネージャー&チームメンバー、2次面接が事業部の部長、3次面接が事業本部の副本部長、最終面接がHR本部長という並びで、2次面接に渋谷本社での対面実施を想定しています。
もう一方の求人は1次面接がメンバー&テックリード、2次面接が副部長、3次面接が事業部長、最終面接がHR本部長という並びに変わり、対面実施を想定する段階も3次面接へずれます。最終面接の前にはもう一つ、状況確認と不明点解消の場として30分の人事面談が別途入ります。
転職会議の口コミによると、面接は3回で、エージェント経由の書類選考の次が現場の社員との面接でした。別の口コミには、一次面接を通過した後に別日で3人と続けて面接し、実技テストとプレゼンの相手、次の相手、最後に人事と相手が入れ替わりながら3時間ほど連続した例もあります。
この段取りが他の職種にも当てはまるかは、求人票からは確認できません。事前に読み取れる求人は先のヘルスケア求人にとどまり、他の職種の募集要項には回数も面接官の役職も書かれていません。
面接で深掘りされること

転職会議の口コミによると、1次は現場の社員、2次はマネージャークラスが出てきて、別の募集ではゲーム部門のディレクターが相手でした。応募した部署ごとに面接に出る相手が変わるため、問いの中身もそろっていません。
過去の判断の理由

流れは自己紹介から始まり、経歴、転職理由、志望理由、自身の強みと弱み、DeNAをもっと良くする方法と続きました。一つひとつの問いはオーソドックスでしたが、そこで止まらず、なぜそのように判断し行動したのかを深掘られました。
詰められた範囲は個々の回答にとどまらず、全体を通した矛盾にも突っ込まれました。現職についても、業務で問題となっている点は何か、それを解消するにはどうしたら良いと思うか、と問われます。
たとえば、DeNAの公式noteに載るマーケティング部門の中途入社者の例では、マーケティング手法の属人化をあなただったらどう解決するか、と問われています。そこでシステムで解決できる部分と属人化せざるを得ない部分を分けて答え、そこから具体まで踏み込んで話したと書かれています。
その場で課される課題

一次のグループ選考では、ある野球球団のグッズの売上を2倍にするにはどうすべきか、という題が出ました。前の人の意見を否定したうえで自分の考えを述べることも条件に付きます。自分の意見を固めたうえで、否定できると思った意見が出たところで手を挙げる進み方です。
同じ選考では、最も頑張った経験を聞かれ、そのエピソードに基づいて数字を2倍にするにはどうすれば良いと思うか、と重ねて問われています。持ち込んだ自分の話が、そのまま題材に変わります。
また、技術職では、その場で実技テストが入りました。ゲーム部門のディレクターとの面接はケース面接の形式です。
DeNAを選ぶ理由

志望動機の欄に書いた文章は、そのままでは通りません。なぜDeNAであるべきなのか、と正面から聞かれます。業界研究が浅いと、それはDeNAでなくてもできる、と返された例があります。
もっとも、聞かれる中身は熱量ではありません。自身の能力をDeNAでどう使えるかを問われます。なぜ転職しようと思ったのか、またなぜDeNAを志望しているのかも続けて出ます。転職理由や退職理由は必ず聞かれる部分で、転職軸、将来のビジョン、どんな人材に成長していたいかまで並びます。
人柄を見る質問

一番好きなゲームは何か、なぜそのゲームが好きなのかと聞かれた例があります。
作品そのものの内容ではなく、ロジックを立てて説明できるかどうかを見られていると受け止めた例があります。質問自体も、ゲームの面白さとは何か、という形で出たことがあります。
たとえば、DeNAの公式noteに載る中途入社者の例では、葬式ではどのような形で送り出されたいかと問われ、親しい友人2、3人に静かに見送られたいと答えています。論理的に答えるものでも正解があるものでもなく、組織の中でどのような立ち振る舞いをするのかという、人間性を探る問いだったようです。
選考基準は曖昧なのか

有報の人的資本の記載では、求めるのは高いスキルに加え、現状に満足せず自ら変化を起こし新しい価値を創造する挑戦者だとしたうえで、起業経験者や異業種の専門家といった経歴の異なる人材も積極的に採用するとしています。人事の体制も、2014年より事業領域ごとの人事戦略にあたるHRBPが置かれました。
経歴の型を先に絞る方針ではありません。とはいえ、中途入社者の書き込みの中には、この方針と面接での体感がずれていると読めるものもあります。
転職会議の口コミによると、質問事項はある程度決まっている一方で、選考の基準は曖昧であり、気に入るか気に入らないかと書類上の経歴で決まるという受け止めが書かれています。同じ人は入社1か月後に自分が面接官の側に立ったとも書いています。現場レベルの人と専門的な話ができれば通る、という理解もそこに添えられています。
ただし、逆向きの受け止めも残っています。先のゲーム部門のディレクターとの面接は20分で、素早く筋の通った回答を求められ、好き嫌いや面接官の気分で合否が決まるようにはなっていなかった、という受け止めです。曖昧だと書いた人も、論理で決まったと書いた人も、それぞれ1人が自分の受けた選考について書いたもので、公式の記載と突き合わせてもどちらが実際の運用なのかまでは確かめられません。
同じゲーム業界のMIXIも選考基準を巡る口コミが分かれており、中途求人の必須要件と合わせて以下の記事で読めます。
▶ MIXIの転職難易度は?中途求人の必須要件と選考の中身を解説
中途入社した場合のDeNAの年収

有報の平均年間給与は11,179千円(1,117万9千円)、対前事業年度増減率は26.6%です。賞与および基準外賃金を含んだ数字です。
有報はこの伸びについて、2025年3月期のゲーム等の事業成果を背景とした増収を受け、その成果を大きく押し上げた従業員へ特別報奨金を支給したと注記しています。そこには特別報奨金の支給実績が含まれているため、この水準がそのまま自分への提示額になるとは限りません。
公式求人の応募概要に載っている月給は294,167円〜1,250,000円です。DeNAは全募集要項で同じ幅を示しています。内訳は以下の3つです。
- 基本給: 189,417円〜815,000円
- 職務給: 104,750円〜435,000円(時間外割増賃金45時間相当分に代えて支給される給与)
- ライフプラン手当: 5.5万円〜30万円
月額であって年額ではないため、賞与の加わり方までは求人票から読み取れません。
賞与は年2回、6月と12月に支給されます。給与改定も年2回、5月と11月に行われ、退職金制度はありません。そして求人票は、給与は選考のなかで決定すると書いています。
子会社BAKERUのEIR(客員起業家)は、月給が500,000円〜1,250,000円で、本体の求人と比べると下限が高くなっています。そのうえで、立ち上げた事業が育った段階で支給されるインセンティブが加わります。金額と条件はDeNAの2026年9月15日の発表に載っており、新規事業が一定規模の売上やユーザーの安定した成長を達成した時点で最大2,000万円、十分に構造化された収益事業にまで成長した時点で総額2億円以上が、貢献したチームへ支給されます。
総額2億円以上の段階には、年間売上100億円または年間営業利益10億円を2年以上続けるという基準が付きます。制度の運用は同年10月1日に始まります。
同じゲーム業界のバンダイナムコの年収水準と職種別の条件は、以下の記事にまとまっています。
▶ バンダイナムコの転職難易度は?中途採用の人数と職種別の条件を解説
選考に向けて準備すること
応募前に自分で動かせる要素は、職務経歴書の書き方と応募経路の選び方の2つです。
職務経歴を数字で書き直す

まず職務経歴書の各社の欄に、担当期間を年単位で入れます。次に担当した実績を、扱った規模・関わった人数・担当期間のいずれかで数えられる形に置き換えます。所属と役割の説明だけが並ぶ書き方では、必須要件に届いているかどうかを読み手が判断できません。要件が年数と実績で書かれている以上、同じ単位に揃えておくほうが照らし合わせは速く済みます。
転職会議の口コミによると、面接では職務履歴に踏み込んだ質問が続き、経歴の話からそのまま入社後の実務の話へ移っていきます。書類に書いた年数と実績は、そこで書いたままでは済みません。数えられる形に直す作業は、面接の受け答えの下書きも兼ねます。
応募経路を選ぶ

窓口は公式求人のHERPで、職種区分とキーワードで絞り込める一覧から直接応募できます。求人ごとに必須要件の書き方が違うため、一覧で条件を見比べてから出す先を絞る流れになります。
そのほか、有価証券報告書はリファラル採用の活用と、再入社にあたる出戻りの歓迎を採用の方針として記しています。知人が在籍しているなら、公式求人からの応募と並べて声をかけておく選び方もできます。
公式直接応募や知人の紹介のほかに、扱う求人や強みが異なる転職エージェント経由で応募する手段もあります。
▶ 【2026年版】ゲーム業界に強い転職エージェントおすすめ8選!職種別の選び方も解説
ゲーム業界の転職エージェント3社(登録無料)PR
DeNAの転職でよくある質問
DeNAの中途採用の倍率はどれくらいですか
DeNAは中途採用の倍率を公式には公表していません。
倍率が公表されていない以上、応募者側で確かめられる材料は、職種ごとの求人票に書かれた必須要件のうち実務経験年数や担当実績の記載に限られます。
適性検査はどんなものが出ますか
公式求人票にも口コミにも、適性検査の種類についての記載は見当たりません。
面接では、経歴や過去の判断の理由を深掘りされます。職種によっては、その場で実技テストや課題も課されます。選考でわかっている内容はこの2点です。
実務未経験でも応募できますか
確認できた公式求人はいずれも、実務経験年数や担当実績を必須要件に置いており、未経験のまま応募できる枠は基本的にありません。
実務経験の年数そのものは必須のままでも、担当領域の一部の知識だけ不問になる求人はあり、ライブコミュニティ事業のサーバーサイドエンジニア求人(動画配信の知識は不問)はその一例です。
一度不採用になった後に再応募できますか
公式の求人票や採用ページには、不採用後の再応募が可能かどうかの記載がありません。
有価証券報告書に載る「出戻り」の歓迎は、以前在籍していた人が再び入社するケースを指しており、不採用になった応募者の再応募とは条件が異なります。
面接はオンラインだけで完結しますか
全職種が同じ形式とは限らず、選考フローを載せているヘルスケア事業の求人票では、どちらも一部の段階を渋谷本社での対面実施と想定しています。
エンジニアリングマネージャー(データ・AI領域)の求人は2次面接、シニアバックエンドエンジニアの求人は3次面接が対面の想定で、それ以外の職種の面接形式は求人票からはわかりません。
まとめ
求人票の必須要件と職務経歴書を並べれば、選考に進む前に応募できるかどうかを自分だけで判定できます。
届いていない要件があるなら、今の職場でその実績を積んでから出し直す選び方もあります。届いているなら、職務経歴書に書いた判断の一つひとつについて、なぜそうしたのかを説明できる状態にしておくと、面接の深掘りに備えられます。
まずは公式求人の一覧を開き、自分の職種にあたる求人を1件選んで、必須要件の欄を職務経歴書と並べてみてください。